子どもたちが毎日すり鉢でなんでもつぶしたりするなかで、
“やまもも絵の具づくり”が始まっていました。
「このくらいの色でいいのかな。」「もっと、濃い赤い色がいいな。」
「水みたいで色がまだついてないよ。」など、
職人のように色の濃さにもこだわって試行錯誤してつくっています。
木の枝でも色が出るか実験してみたりしていました。
それを障子紙にしみこませて、給食に使うコースターにしたり、
小さな石などにも「やまもも絵の具」をつけて
木片や紙などに描いていました。
色水をそのまま置いておくと、“ちょっと発酵した香り”となり、
「ワインみたい」など、“香りの変化”にも気がつきはじめていました。